A01 なぜCADトレースの価格は安くできないのか?
セキュリティと安心感を第一に考えて、全作業を日本人スタッフが対応します。その理由とその価値とは
「他社より高いですね」と言われるか、もしくは「今回はご縁がありませんでした」と言われることがあります。
何故なら当社(CADトレース専門業者)は“業界最安値”で勝負をしているわけではありません。むしろ、丁寧な対応や安全性を重視しているため、価格は安くはないかもしれません。
しかし当社では 全ての作業を日本人スタッフのみで対応 することにこだわっています。
その背景には、安全性と正確さ、さらには、安心感を最優先としている企業理念があります。
ここでは「なぜ安くできないのか?」「その価格は本当に適正か?」「そのこだわりには本当に価値があるのか?」を、
図面の依頼先を探しているお客様の視点からお伝えします。
CADトレースで最安値をアピールしない3つの理由

1. 作業を海外に外注せず、すべて日本国内で日本人スタッフだけで対応
CADトレースは一見、単純作業に見えるかもしれません。
しかし実際には、建築・機械・土木など業種によって記号・尺度・用語が異なるため、専門的な知識が必要です。
当社では、これらを理解している 日本人スタッフが最初から最後まで対応しています。
海外への外注では再修正が発生する確率が比較的高く、結果的に工数増加や納期遅延につながるリスクがあります。
2. 納品前のダブルチェック体制でミスを防止
納品前には トレースを行ったスタッフとは別のスタッフが二重でチェックを行います。
「そのまま使えるレベル」で納品するため、お客様に二度手間をかけさせない体制を構築しています。
3. セキュリティ対策を徹底した国内体制
図面データは企業の歴史であり資産、守秘義務そのものです。
そのため、海外業者に出す時点で、その図面がどのように扱われるかについて、保証ができません。
当社では 業務をすべて日本国内の自社および信頼できる国内協力業者のみに限定し、図面の行き先を明確にして不安要素を排除し安全性を最優先にしています。
価格だけで勝負しないトレースには「安心感」という付加価値がある
「価格が高い」と感じるのは、図面の使われ方が見えづらいという事情があります。
例えば:
- 間違った寸法が一つでもあると、その後の工程で思わぬ誤差が出てしまい大きな損失に。
- 機密図面が外部に漏れると、信用や取引に大打撃。
当社の価格勝負を避けた料金体系には、こうしたリスクを未然に防ぐ 安心料 が含まれています。
「単価」ではなく「総コスト」で考えると、むしろ合理的な選択かもしれません。
価格を抑えるための3つの工夫

それでも「少しでも安くしたい」という気持ちはもちろん分かります。そこで、費用を抑えるためには、次の方法を検討してみてはいかがでしょうか:
- 図面に優先順位をつける
→ 急ぎの図面だけを先に依頼する → A-03 - 必要最低限の部分だけを依頼する
→ 躯体や寸法などの一部に絞る → A-04 - 余裕をもって発注する(納期を長く設定)
→ 作業の平準化で割安に → A-02
詳しくは → セキュリティと価格の両立ができる依頼方法とは?(A-02)
実績が語る、価格以上の価値
ありがたいことに、当社には 大手企業や防衛関連・インフラ分野など重要業務に携わる企業様からの継続依頼 を頂いております。
それらのお客様が重視しているのは価格だけではなく:
- 安全・安心にやり取りできること
- 修正が発生しない安心感
- 細かく説明しなくても通じる
- 社内のセキュリティ対策がされている
- 業種ごとの特性を理解した対応
「高いけど安心して任せられる」「こちら(お客様)の要望を柔軟に聞いてくれる」── それらが当社の評価ポイントです。
まとめ
CADトレースで最も大切なのは「正確さ」と「安心感」、そしてセキュリティです。
価格を抑えたい気持ちも十分に理解しております。
でも、トレースは単なる機械作業ではなく、
図面という“御社の資産”を次の工程へ繋ぐ一番初めに取り組む重要な工程です。
その責任を果たすために、当社(CADトレース専門業者)では「日本人対応・高品質・セキュリティ」を最優先としています。
少しでもご納得いただけた方は、まずはお気軽にご相談ください。
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