CADの数秒の手間を、会社として放置していいのか?
CAD作業の中には、1回あたり数秒しかかからない操作がたくさんあります。
1回だけなら気にするほどではありません。
しかし、その数秒が毎日、複数の担当者、複数のPCで繰り返されているなら、会社全体では無視できない時間になることがあります。
一方で、頻度の低い作業まで無理に自動化する必要はありません。
「数秒の作業」を改善する価値はあるのか
1回5秒の操作を見て、「たった5秒だから問題ない」と考えるのは自然です。
しかし、改善判断では1回の時間だけを見ません。
その操作が何回発生しているか、何人が使っているかを見る必要があります。
1回の時間だけでは判断できない
たとえば、5秒の作業でも、
5秒 × 1,000回 × 5台
という状況なら、会社全体で見る意味が出てきます。
ただし、この数字だけで「年間いくら損している」と決めつけるべきではありません。
実際には、その操作がどの工程にあり、どれくらいの頻度で発生し、改善後も同じ条件で使われるのかを確認する必要があります。

回数×時間×PC数で見る
改善候補を見るときは、次のような要素を確認します。
- 1回に何秒かかるか
- 1日に何回使うか
- 月に何回使うか
- 何人が行うか
- 何台のPCで行うか
- やり直しがどれくらいあるか
こうして見ると、改善する価値が高い作業と、放置しても問題ない作業を分けやすくなります。
改善できるかより、改善する価値があるか
無料で直せるなら、専用開発する必要はない
標準機能や設定変更で済むなら、それが最も簡単です。
ショートカットの見直しだけで済む場合もあります。
マクロで十分な作業もあります。
すでに使える共通LISP/FASがあるなら、それを使う方が合理的です。
専用開発は、それらでは残る手作業に対して検討する最後の選択肢です。
改善案を売り続けるサービスではない
CAD現場改善パートナーは、毎月新しい改善案を作り続けることを目的としていません。
改善できる場所がなくなり、既存の改善も定着しているなら、それは悪い状態ではなく、むしろ良い状態です。
改善が無くなったらどうするのか
改善が定着し、新しい改善テーマも見つからない状態になれば、無理に新しい仕組みを追加する必要はありません。
現場が自分たちで改善点を見つけられるようになれば、その状態が理想です。
そのために、日々のCAD操作を改善ネタを見つける材料として使います。
自社のCAD作業で、どこを改善する価値があるのか確認してみませんか?
CAD現場改善パートナーでは、実際のCAD操作から、時間を使っている作業や繰り返し操作を確認し、今改善する価値がある箇所を絞ります。
標準機能や設定変更で済むものは、まず追加費用のかからない方法から検討します。
何でもLISP・FAS化するサービスではありません。

